Repair & Maintenance |
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Making #1
弦長は、ヴァイオリンとほぼ同じの330mm
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Making #2
「曲げ」済んだ一枚ずつのリブを修正していきます。リブを、きちんとした平面が出ている定盤、たとえば5mmガラス、工作機械の定盤とかにそっと置いて、定盤の接地面との隙間がなくなるように、削る合わせていきます。このとき、無理に押しつけたりしては意味がありません。そっと置いてみて、ピッタリ・・・・が理想です。 |
Making
#3 その1:鉋で削っていく。
このときも、押しつけるようにしないで、カーブの形を保ったまま、 そっと動かした方が
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Making
#4 一枚目が固まったら、その隣を貼っていきます。私の場合、荷造り用のクラフト・テープ を使いました。
リュートでは、これがないものが多いのですが、今回は採用します。
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Making #5 次に、ボディ(Bowl)とネック(neck)の接合です。リュートのように、ダボ接ぎとしました。
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Making #6 響板に、図面に基づいて、力木を接着します。レベックの場合、この力木は、ヴァイオリンのようなバスバーと、初期型フィドルのように、簡単な横のリブがつくのがあるようですが、今回の楽器は、横リブを採用しました。理由は、ギターでいう「アーチトップ型」にするためです。
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Making #7
-------------------------------------------------------------------------------------------------------- さて次は指板の加工です。材料を探したのですが、適当な大きさの端材がみつからず、結局はおおきなローズウッドの材料から切り出すことにしました。ちょっと勇気がいります。
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Making #8
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Making #9
まだまだ細かい仕上げと、塗装が残っていますが、なにしろ弦を張ってみます。 ヴァイオリンのスチール弦は、やっぱりヴァイオリンの音に鳴ってしまいます。 思い描いている、素朴な音は、弱テンションのガット弦でしか
出せないのかも知れません。
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Making #10
やっと、全体にわたっての素地調整です。塗料は、今回クリア・ラッカーを使うことにしました。ウッドシーラーで下塗り、素地研磨して上塗り3回です。
塗装も済み、弦も全てガット弦です。 ただし、はじめのチューニングの予定は、ヴァイオリンの上3本と同じEAD、でしたがガット弦のピッチ(太さ)の関係で、下3本ADGとしました。
むか〜〜し買ってあったガット弦(ガンバ用、リュート用)の切れっ端を探し回ってやっと3種類のピッチを見つけました。 塗装(クリアラッカー)が済んで、まだ一日しかたってないので、音が出きってないのが判ります。 |
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